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Bitter Valentine


★お題:「本命」。短文小説です。


「手作りじゃないからね。どうせあんたの方が上手いんだから」
そう言って彼女が乱暴に突き出したのは、ラッピングもしていない、ハート型でもないチョコレートアソート。
「どうせあげないと文句言うんでしょ?」
ぶっきらぼうな口調の彼女は平然としているようで、実は照れている証拠に目を合わせない。
本命かと問うと、義理チョコの意味が分からないと遠回し。
素直じゃないビターチョコ。

(180字)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

以下、筆者コメントへ続きます☆





某所の140字小説のお題指定投稿日の参加作品。(※実際は131文字以内)
2月のお題は「本命」でした。

もちろん、バレンタイン由来のお題ですよ♪

・・・・・・なのに、私ときたらバレンタイン、というかチョコに気を取られ過ぎてすっかり忘れてて、翌日慌てて書きました(^_^;)

正確には日付変わる1時間前に気付いて、普通ならそこからでも余裕で書けると思うんですけど、遅筆な私は諦めたわけですw
でもこれ、今迄で一番短い20分で書いたんですよー!v(←いや5分で書けよ←無理です★)


これは、最初の台詞から思い浮かんで、その台詞が書きたくて書いたのです。
だというのに! 他にも台詞が入った為に字数がキツく! そもそもその最初の台詞が長く! もう全く入らず!
一番書きたかった台詞を全カットするはめに!(;∀;)

ので、ここには「本当はこうしたかったバージョン」を掲載です。
ふう、すっきり♪(笑)

これは終わり方が結構気に入っているのです~☆


いつも短文小説はそのお題お題で浮かんだ人物で書いてるんですが、今回は付き合いの長いオリキャラのイメージで書いてみました(訳:お友達が気付いてくれるといいな☆)。
特に理由はなく、単に最初の台詞を言ってるヒロインが浮かんだからです。
なじみの深いキャラは書きやすいですね~。

放ったらかしで全然書いてやってないけど、あいつら元気かしら?
・・・・・・いや、あいつらなら私どころか世界が滅んでも絶対大丈夫だな。うん(笑)。


読んで下さってありがとうございました!
ご意見・ご感想などあれば、お気軽にお寄せ下さいませ♪
お待ちしております!(>人<)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

☆おまけ☆

「いいお店で買ったから高くついたわ。あんたが味にうるさいから」
話を逸らしたいのか、そっぽを向いたまま彼女は言う。
そんな彼女に意地悪がしたくなる。
「来年は手作りがいいです」
「嫌よ、面倒臭い。レシピも分かんないし」
「じゃあ一緒に作りましょうか」
「調子に乗るな」
怒ってこちらを殴ろうとする彼女の腕を捕まえて、胸の中に抱き寄せた。
「ありがとうございます。凄く嬉しいです」
「……3倍返しだからね。トリュフがいい。めちゃめちゃ美味しいの作ってくれないと、来年はあげないから」
「それはホワイトデーのデートのお誘いですか?」
「何がデートよ。毎日一緒にいるくせに。たまには実家に帰りなさいよ」
憎まれ口を叩きながらも、彼女は身体を離さないでいてくれた。
可愛くて仕方がないビターチョコに、今日も愛の言葉を囁こう。

(345字)

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genre : 小説・文学

tag : 短文小説 お題 文章修行

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沙月(さづき)

Author:沙月(さづき)


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